かぼちゃは瓜科の野菜で、世界中にて栽培され愛されています。
西洋ではおばけかぼちゃを作って、ハロウィンの飾りにしたり馴染み深い存在です。ちなみにハロウィン用の南瓜はあまり美味しくないそうです。

日本にも西洋にも古くからあるようなイメージですが、実はアメリカ大陸原産の野菜で、渡来してきたのは大航海時代以降です。「南瓜の煮物」といえば惣菜の定番料理ですが、醤油もお砂糖もみりんも西洋との交易が始まって以降の渡来品であることを考えると、それほど歴史は古くないのですね。

さて、かぼちゃには西洋系と在来系（和カボチャ）があり、スーパーでよく見かけるのは西洋系カボチャのえびすと呼ばれるものです。
ホクホクとして、甘みがあると言われています。

一方、和カボチャはゴツゴツとして皮が厚いですがフルーティな香りと煮崩れしにくい性質で、和食によく合います。本商品は和南瓜の中でも風味が上品で会席料理などに重宝されてきました。元々は会津地方で生み出された物ですが、現在は能登野菜（石川県）のひとつ、名産品となります。

煮物はもちろんのこと、天麩羅にするとフルーツのような香りとしっとりさが大変美味しい逸品となります。

※本商品は、１果売りです。１果あたりの重量は３００〜５００ｇと小ぶりで手乗りサイズです。