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真桑瓜はウリ科の一年草です。身近なところで言えば、メロンの仲間ですね。本邦において相当古くから親しまれてきたようで、奈良時代の古典にも多数の取引の記載があるとのことです。当時は甘味といえば水飴として知られる麦芽糖や果物(柿、梨など)以外には乏しかったので、貴重な甘味だったのでしょう。
その潮流は戦前戦後まで脈々と続き、昨今の飽食時代になって、ついに知られざる果物となってしまいましたが、現在も昔を知る方々には衰えぬ人気を博しております。
真桑瓜はいわゆる「果肉」の部分の甘みは大変控えめで、ほのかに甘いシャリシャリした舌触りの瓜ですが、種の周りのゼリー状の部分に甘みが集中しています。通常は捨ててしまう部分ですが、甘みが大変控えめな真桑瓜は、この部分を濾して果肉にかけてあげるとまんべんなくお召し上がり頂けます。
(栄養豆知識)カリウムを豊富に含んでいます。また、ビタミンC、葉酸、ビタミンAが多く抗酸化作用が期待出来ます。