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神奈川県は三浦半島で大正時代から栽培されている伝統野菜です。練馬大根との交配種とされています。
現在、市場に流通しているものの殆どは「青首大根」とよばれ株元がうっすらと緑色をしているのが特徴ですが、従来は「白首大根」と呼ばれる品種が日本ではよく栽培されていたそうです。
地上部が伸びてゆく青首大根とは異なり、土中に深く潜る性質があるため、土壌の粒度の細かさや物理性、作土層の深さなどが要求されます。生育の仕方は人参とよく似ております。
栽培の難しさから徐々に青首大根に置き換わり、現在に至ります。
三浦大根は白首大根の1つで、現在は元日向けの食材としてわずかに流通している程度です。
大根の中央が膨らんだ「中ぶくれ」の大根で、すらっと長いのが特徴です。
肉質は非常に緻密できめ細かく、水分がメジャーな品種と比べて少なめです。
そのため大根おろしには不向きですが、煮崩れしにくいことや味の染みやすさから、おでんや煮物にぴったりです。
また、歯切れの良さから「なます」に重宝されているとのことです。
貴重な在来だいこんをぜひお召し上がり下さい。
※この商品は、葉付き1本での販売となります。